キノコのホットサラダ
素材はシメジ・エノキ・エリンギ・シイタケ・マイタケなど、何でもよい。
それぞれ小房に分けるか適当に切る。
深めの鉢に入れ、電子レンジでしんなりするまで加熱。
取り出し、余分な水分を捨てる。
市販のドレッシングや酢醤油などで味付け。
おろしニンニクやオリーブ油を加えると、イタリアン風になる。
冷めても美味い。
多めに作って冷蔵庫に入れておくと、翌日は「マリネサラダ」になっている。
ビール・白ワイン・ウイスキーなどによく合う。
《このつまみの健康効果》
しいたけ、しめじなどきのこ類は、低カロリーかつ健康によい食品としておなじみ。
しかし、結構「苦手」という人も多いような? 管理人も「しいたけはダメ」という話を聞いたり、料理のシイタケを除けたりしている光景をしばしば目にする。
う~む。勿体ない。
こればっかりは嗜好の問題なので、とやかく言う権利はないが。
さておき、体にいい食材としてのきのこ、健康効果は枚挙にいとまがない。
まずは、食物繊維が豊富である。便秘の改善や腸内環境の整備に役立ってくれる。
血中や肝臓のコレステロール値を下げる効果もあるようで、動脈硬化予防にもつながるとされる。
また、しめじには、グルタミン酸やアスパラギン酸などのアミノ酸も多いので、味の良さに加えて、「アミノ酸ダイエット」につながるかもしれない!?
そして、近年注目を集めているのが「ベータグルカン(β-グルカン)」。
ナチュラルキラー(NK)細胞やリンパを活性化して、免疫力を高める働きがあるとされ、発ガン抑制効果やその他の重大疾患発症を抑制してくれるとして、医薬品にも添加されているのだ。
そう言われれば、「ガンにいい!」とさかんに宣伝されている「霊芝」も「さるのこしかけ」というきのこだし、物議をかもした「アガリクス」もきのこだし。
一旦発症してしまったものを、薬のように物理的に壊滅させるというのはなかなか難しいかも知れないが、「病気にならないための、無理なくできる予防策」として、味わいながらきのこをたっぷり食べるというのは、多いにありなんではないか、と思うのだ。
何より、「何料理(和洋中イタリアン)」にも応用が利くので、自炊派にはこの上ない食材のひとつ。おまけに安いし。下ごしらえの手間もないし。
まさにキノコさまさま・・・である。