レンコンのきんぴら
フライパンにごま油をしき、レンコンを炒める。
何となく透き通ってきたら、みりん(砂糖)・醤油・いりごまで味付け。
仕上げに七味唐辛子をふって完成。
ビールや焼酎に合う。
《このつまみの健康効果》
れんこんは、言わずと知れた「蓮の根」。正確には、ハスの地下茎である。
穴が開いていて「先が見通せる」に通じることから、縁起担ぎの食材としておなじみ。
旬は冬である。茨城の土浦の名産。全国出荷量の8割方を占めるとのこと。
ビタミンCを多く含む。レモンの果汁と同レベルというから、相当な量である。
「ビタミンCと言えばレモン」というイメージが強いが、あにはからんや、れんこんもビタミンCの権化だったのである!
酸っぱいのが苦手な輩は、レンコンでビタミンC補給をしてみては。ただし、ビタミンCは加熱にやや弱いので、「何が何でもビタミンCを摂ったる!」と思うときは、酢のもの・なますなどにして生食することをオススメする(あ、これらの料理も酸っぱいか^^; しからばマヨネーズで和えてサラダはいかが?)
また、食物繊維も豊富。食感で察しがつきますか。
腸内環境を整え、お通じをよくする、コレステロールを下げるなどの働きがあり、動脈硬化・高血圧などの生活習慣病予防にも絶大なる効果がある存在だ。
切ったときに生じる「ヌルッと糸を引く粘り気」は、納豆と同じムチンという成分。
胃の粘膜を保護し、整える健胃効果があるので、ついつい食べ過ぎ・飲み過ぎてしまうという輩におすすめ。
ビタミンCもムチンも、水溶性だったり加熱に弱かったりするので、これらの効果を最大に取り入れたい場合、水にさらすのも、ゆでるのも短時間にすることがコツと言えよう。