わかめと生シラスの酢の物
器に、ワカメと生シラスを盛り、しょうがをおろしかける。
ざっと混ぜて、三杯酢で食す。
活きの良いシラスが手に入ったので作ってみた。
辛口の日本酒にばっちり!
もちろん、湯通ししてある普通の「釜揚げしらす」でもうまい。
《このつまみの健康効果》
ワカメには、「ヨウ素」が豊富に含まれている。何と言っても放射線障害の時にはまず処方される成分として有名。聞いたことおありでしょうか。
ヨウ素は、代謝機能を整え、体の各部分の安定した発育を司ったり、精神安定をもたらすとされる。体内では主に「甲状腺」に存在する成分で、ホルモン分泌にも重要な役割を果たしているようだ。
さらに、カルシウムやカリウムも含み、血圧降下作用や血液サラサラ効果など、現代人にとっては不可欠の食材といっても良いだろう。
「髪の毛にもいい」という話もあるし・・・見るからにフサフサしてきそうですもんね。
特有のぬめりは、「アルギン酸」という水溶性の食物繊維。
そう、「アルギンZ」のアルギン酸、である。
このアルギン酸のぬめりは、胃での食物の消化吸収をゆっくりとさせて、小腸への消化物の移動を遅くするので、急激な血糖値の上昇を防ぐ作用がある。
管理人はほかにもワカメを「卵とじ」にしたり、ごま油風味で炒めたり、けっこう実験メニュー(!?)を試みているが、どれも外さないのだ。それ自体には味がないから、どうにでもなっちゃうんですよ。
偉大なるワカメなり。