ひじきとさつま揚げの煮物
ひじきは水につけ、電子レンジでもどす。
量にもよるが、ひとり分なら2分もあればOK。つまんでみて柔らかくなっていれば完了。
ざるにあけ、よく水洗いする。
サツマ揚げ(ごぼう天、野菜天など何でも)は
出来れば熱湯をざっとかけて、油抜きする。
鍋に、砂糖・酒・みりん・醤油を入れて、ひじきとサツマ揚げを煮る。
「すきやきのタレ」などを使うと、手間が省ける。
サツマ揚げから良い味が出るので、ダシの心配はいらない。
日本酒に良く合う。
《このつまみの健康効果》
魚のすり身で作られている薩摩揚げは、良質のタンパク質が摂れる。
ただし、添加物も入っているので、万全を期するなら(!?)、品質は吟味すること。
油抜きの実施は、強くおすすめする。何よりも味のしみこみが良くなって、美味くなるからだ。
ひじきは、カルシウム・鉄分・リン・ヨウ素・カリウムなど、ミネラルの宝庫。
とくにカルシウムが多く、かつて牛乳を飲む習慣がなかった日本人にとって、小魚と並んで貴重なカルシウム供給源であったと考えられる。
含有量は牛乳よりもはるかに多く、少しでも必要量に達するので、効率的であると言えよう。
また、食物繊維も豊富。腸内環境の整備にも役立ってくれる。
貧血の予防・改善に有効な鉄分も多いので、女性には積極的に摂っていただきたい食材。野菜と一緒に食べると、吸収がよくなるそうだ。
野菜のビタミンが、鉄の吸収をスムーズにしてくれるのだ。