トマトとタマネギのサラダ
タマネギは千切りにして、塩をふり、しばらく置いてしんなりさせる。
トマトは櫛形切り。
しんなりしたタマネギにざっと水をかけ、きつく絞る。
タマネギ・トマトを皿にもる。
好みのドレッシングや酢醤油をかけて食べる。
タマネギは生のままだと辛味が強いので、塩もみして水にさらし、辛味をぬく。
この一手間で、ぐっと食べやすくなる。
かけるものでどうにでもなり、どんな酒にも合う。
マヨネーズとかつお節なら日本酒。
洋風ドレッシングならビール。
ごまダレや中華ドレッシングなら中国酒、という具合。
写真は生バジルを散らして、イタリアン風にしてある。
白ワインに合わせた。
《このつまみの健康効果》
トマトには、カリウムが含まれていて、塩分代謝をスムーズにしてくれるため、高血圧の予防や改善に役立ってくれる。
さらに、赤い色素「リコピン」は、強い抗酸化作用を持っており、発ガンの抑制効果があるとして、最近注目を集めている成分。
また、ビタミンAやCも含まれており、美肌にもよい。
「空腹になりすぎて、胃がシクシクしてきた~! ピンチ・・・」というときに、手っ取り早く状態を改善してくれるのが、じつはトマトジュース。胃酸分泌で荒れてしまった胃壁を、ビタミンAが保護してくれるのだ。
なるべく塩分無添加のものを選ぶこと。
タマネギは、「血液サラサラ」食材の草分け!?
これは、ニオイの元「硫化アリル」という成分のはたらき。
血液の凝固のスピードを遅らせるのだという。血栓が形成されるのを防いでくれる効果もある。
また抗菌・殺菌作用もあり、中世ヨーロッパでペストが大流行したとき、タマネギを売っている商店では、患者が発生しなかったという話もあるとか。
また、アミノ酸の一種「グルタチオン」が多く含まれており、肝臓や目に効くとされる。
薬物中毒や慢性肝炎、白内障、 疲れ目、かすみ目などの改善に役立ってくれる。
抗炎症作用もあり、「気管支ぜんそくの抑制効果がある」という研究報告が、ドイツの大学からなされている。
いずれにせよ、相当なツワモノ同士の組み合わせ。