簡単おでん
どこが簡単か・・・というと、時間短縮という点につきる。
おでんは、なんと言っても時間をかけて煮込んだ味の浸みた大根の美味さが魅力だが、なかなか自分で手軽に作れるものではない。
コンビニやスーパーで手軽に出来合いが購入できる世の中ではあるが、衛生面・栄養面(添加物など)が気になり始めてしまうと、年中そればっかり・・・というのも微妙である。
しかし、「食べたい!」と思ったらすぐに食べたいのが人情であって、酒飲みの当然の心理(!?)であるのだ。
だったら、出来るだけ手軽に、「安心で美味い一人分のおでん」を作るにはどうすればよいかを、真剣に考えてみた結果のレシピである。
・・・仰々しいが、何のことはない。
「大根をあらかじめレンジで加熱する」だけのことである。
ちくわその他の練り物は、もともと味が付いているので、さっと煮れば事足りるので問題ない。
大根は厚さ1センチくらいの輪切りにする。さらに半分の「半月切り」でもよい。
ラップに包んで、柔らかくなるまで電子レンジで加熱。
全体がうっすら透明になればじゅうぶんである。
鍋に、「昆布茶」、みりん・塩・醤油少々で煮汁を作る。昆布茶が味の決め手なので、是非とも欠かさずに。
大根・ちくわ・薩摩揚げ・イカボールなど好みの具材を投入。
3分ほど煮て全体に煮汁が回ったらできあがり。
所要時間10分弱で、そこそこ本格風味のおでんが楽しめる。
「昆布茶」は、顆粒になっているものがスーパーで売られている。
うまみ調味料として、グッチ裕三氏もよく使っている。