メンタイこんにゃく
ニンジンは太めの千切り。
鍋にバターをひとかけら熱し、ニンジンを炒める。
適当なところで糸こんにゃくを投入し、2分ほどほぐしつつ炒める。酒・みりん少々を加える。
明太子をほぐしつつ投入。皮が気になる場合はあらかじめ取っておくことをオススメするが、ワイルドに手でほぐしながらで一向にかまわない。
しょうゆ少々で仕上げてできあがり。
明太子に火を通したくない場合は、火を止めてから和えても。
バターで炒めることと、酒を加えて糸こんにゃくの臭みを抜くのがポイント。
「あく抜きタイプ」が出回っているので、それを使うとよい。
焼酎・日本酒・ビール、なんでも合う。
しらたきや乾燥ビーフンでも代用可。その場合はもどして使用のこと(当たり前か)。
意外と「弁当のおかず」にイケることが判明。
《このつまみの健康効果》
ダイエット食品として名高い「こんにゃく」。
栄養価はほとんどないが、健康維持に対しては、伝家の宝刀とも言うべき存在の「食物繊維」の権化。
「グルコマンナン」という不消化性の食物繊維を含む。胃腸で消化されないため、腸の働きを活発にさせて、体内の老廃物や毒素の体外排出を促進してくれる。ここちよいお通じの友なのだ。
良く聞くようになった「デトックス」ですな。
腸は日本人では長さ7メートルを超える臓器で、もちろん体内最長。それだけ健康に与える影響も大きくて、腸内部の環境の善し悪しで寿命も変わってくると言われるほど。
自分の住む「町内環境」に負けず劣らず、腸内も重要なのです。
にんじんに多く含まれるカロチン(カロテン)には、抗ガン作用、とくに、すい臓ガン・肺ガンなどの喫煙が発症に多く関わるとされているガンの発生を抑制すると言われている。
油脂分と一緒に食べることによって、吸収がさらによくなる。
何より、バターで炒めると甘みが出て美味いんですよ。ニンジン臭さも緩和されて、お子さんにも食べやすくなるのでオススメ。
また、不足すると味覚に支障をきたすと言われる「亜鉛」も含んでいる。