生姜の醤油漬け
しょうゆ、みりん、酒、砂糖を混ぜて、つけ込みダレを作る。
割合は、結構大胆で構わない。
しょうゆ半カップに、酒・みりん・砂糖を大さじ2~3くらい。少し甘めににしてもよい。
タレにショウガを入れ、2日ほどおいてできあがり。
冷蔵庫に入れておけば、常備菜になる。
つけダレも、しょうが風味の醤油になって、炒め物の調味料として無駄なく使えるので、家計にも優しい。
《このつまみの健康効果》
しょうが(生姜)は、様々な効能があることで知られる食材。
漢方の生薬としても重用され、「薬味の中の薬味」と言えようか。生のしょうがを「生姜(しょうきょう)」、乾燥したものは「乾姜(かんきょう)」と呼ばれる。
独特の辛みや香りの成分に、さまざまな健康効果・薬効がある。
辛み成分は「ジンゲロール」「ショウガオール」「ジンゲロン」というもの。
血行促進作用や、体を温める働きがある。
すなわち、新陳代謝が活発となって、発汗作用も高まるので、運動していなくても、ある程度カラダを動かしたような状態になるのだ。筋肉そのものは使わないが、「代謝が落ちているかも・・・」と感じる人にはお勧めである。
カゼのひきはじめに、ハチミツをたらしたしょうが汁を飲むといいと言うのは、体を温めることによって、免疫力や排出力が高まるので、治りが早くなったり症状が軽くて済むからなんですな。
香り成分は「シネオール」というもの。食欲増進、ひいては疲労回復や夏バテ解消に役立ってくれるのだ。
辛味や香りの成分には、抗酸化作用もあるので、「抗ガン作用」にも多いに期待したい。
この「醤油漬」は、一度にたくさんは食べられないが、毎日3~4枚くらいを目安に少しづつ食べるとよい。